医学部再受験にとっては、昨今の医学部定員増加および少子化傾向は追い風のように感じますが、まだまだ厳しい試験には変わりありません。これは、医学部受験が難化傾向にあるからです。色々な原因がありますが、一つは大企業でも先が見えない経済状況の中、学生がより安定して高収入を目指せる医師を目指す傾向が増えたことです。再受験生の中には社会人も多く、なかには同じような理由で医学部を目指している人も少なくないと思います。次に考えられるのが私立大学医学部の各大学が学費を値下げ始めたことです。平均3500万円ほどかかる授業料も最近では順天堂や慶應なんかは2000万円前半で済むようになりました。順天堂は学費を値下げた影響で優秀な学生が集まり、今では私立医学部御三家に匹敵する難易度を誇っています。つまり、今まで金銭的な理由で私立医学部を諦めていた優秀な受験生が医学部受験に流入している傾向があります。したがって、医学部受験には優秀な受験生が集まっており、再受験生にとっては依然として超難関試験となっています。2chやブログなどを見てわかると思いますが、再受験生は途中で挫折してしまっている人が多いです。傾向としては独学だったり、大手予備校に通ったりしている人が多いように感じられます。たしかに経済的負担は軽くなりますが、受験勉強から遠ざかっている再受験生は丁寧な指導を受けられる医学部専門予備校のほうが合っているのが事実です。医学部専門予備校では、1日の学習状況を厳しく管理されるほか、講師との距離が近くいつでも質問や相談することが可能です。生徒数が少ない分、一人ひとりのサポートに充てる時間が多いので、基礎から着実に実力をつけていくことが可能です。学費は高くなりますが、短期合格を目指すなら厳しくそして徹底的に面倒を見てくれる医学部専門予備校がおすすめです。
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